【これから簿記を始める人へ】         メリットについて徹底解説!

簿記

はじめに

私は今年で社会人4年目になるサラリーマンです。4年目とはいえ,これといった資格も持っておらず,転職社会の世の中で生き残っていくには,このままではだめだと思い,資格の勉強を始めてみたいと思いました。そんな中であったのが ”簿記”でした。

【私はこれで学習しています】


簿記って何?

ざっくり説明すると「お金の流れを把握するためツール」です。もう少し詳しく説明すると,「会社にどれくらいのお金があって,どれくらい借金があるのかを把握するツール」です。”会社”という言葉が出てきた通り,簿記は私たちの日常生活におけるお金のやり取りではほぼ使いません。基本的に企業レベルのお金のやり取りで使用します。

色々言いましたが,「会社のお金を確認するもの」とざっくり覚えてください。

簿記を勉強するメリット

簿記資格が取れる

まず何と言っても資格が取れるのが利点です。簿記には資格試験があり,最も有名な試験が「日商簿記」です。(日商簿記にはレベルがあり,「初級」「3級」「2級」「1級」と難しくなっていきます。ランクによって発揮する力やアピール力が変わります。)資格を取ることで,自分のスキルアピールがしやすくなるだけでなく,本業でスキルを活躍させることができます。私のような人より突出した才能がない方などは,1つアピールポイントが増えるだけでもプラスになりますよね!

就職・転職活動に有利

簿記は就職・転職活動にとても役立ちます。特に「日商簿記2級」「3級」は,経理・事務・営業・金融系でのアピール材料になります。他の業種であったとしても資格を持っていることで,「勉強意欲・数字の理解能力がある」と評価されやすくなります。また,将来的に自営業などを始める際に持っていると非常に便利です。実際,40代男性で自営業を営む知り合いから「簿記を学習しておいたほうが良かった」とお話を聞いたことがあります。このように生涯的に役立つツールであることが利点です。仕事の幅も広がり,業種が選べるようになるのは魅力的ですね!

お金に関する判断力が上がる

冒頭で「お金の流れを把握するためのツール」と書いた通り,お金についての判断力を身に着けることが出来ます。例えば,あなたが「経営者」だったとします。簿記を用いて,会社がどれくらい儲かったのか,損したのかを把握し,その結果で会社の舵を取ることが出来ます。「従業員」もこれを見て,自分の給料が妥当なのかを判断出来ます。他にも投資などで,どの会社の株を買うべき,売るべきなのかを検討する際に使用することが出来ます。世の中の企業財政状況を把握することは財産を増やすために必要ですね。

学習難易度が低め

※”資格を取るのが簡単です!”という意味ではありませんので勘違いしないように。

他の資格に比べ学習するうえで難しいスキルは要求されません。私が学習する中で必要とされていると感じるスキルは,「読解力」「暗記力」「計算(算数)」です。「読解力」は,例えば,「”商品”を購入し,”現金”で支払いをしました」という文章に対し,「”商品(資産)”が手元に入ってきて,”現金(資産)”が出ていくんだな」と解釈するスキルです。実際にはもう少し複雑な内容ですが,このような「”お金の増減”がどのように発生しているのかを把握する力」が必要です。「暗記力」は,簿記学習をする中でたくさんのワードが出てきます。そのワードが何を示しており,お金の増減どちらを示すのかを暗記しなくてはいけません。「計算」は,お金の増減による最終的額を算出する際に使います。しかし,難しい計算はなく”算数”程度の計算しかありませんので安心してください。また,試験会場には電卓の持込が可能です。そう考えると本当に必要なスキルは「読解力」「暗記力」ということになります。

こんな人におすすめ!

「メリットは分かったけど,学習するべきなのかな?」「今の自分がやるべきことなのかな?」と考えている方は,次の内容に当てはまるか考えてみてください。

簿記学習を始めるうえでおすすめな人

  • 経理・会見に就きたい人
  • 将来的に自営業を始める人
  • 転職・再就職を考えている,今後可能性がある人

ここからは私の主観なのですが,こんな人もおすすめです。

  • 自分の特技・アピールポイントを作りたい
  • 勉強意欲がある
  • 資格を取ることが好き
  • お金に興味がある

ちなみに私は「転職」と「アピールポイント」に当てはまりました。転職時代における”アピールポイント無し”は今後厳しいと思いました。また,お金の話を聞くと何やら難しい言葉が飛び交っており苦手です。そんな苦手意識克服も含めて初めて見ようと思ったのもあります。

まとめ

以上のことから,簿記学習は今後の人生で役立つ可能性が非常に高いと考えられます。ですので,”簿記学習をする時間・意欲があるひとはやるべきである”と思います。学習するうえで必要なスキルはほとんどの人が持っており,時間と意欲さえあれば取得できる資格なので,挑戦してみるのはありではないでしょうか?まずは1つ参考書を買い,どのような内容なのかをざっくり把握するところから始めてみてはいかがでしょうか?このブログで”学習時間がない人” ”内容を理解するのが難しい人”に向けて解説を発信していきますので,買う前にそちらで内容を把握するのもオススメします!

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